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肝臓の数値の読み方 [肝機能数値の読み方]

あなたは定期的に健康診断を受けていると思いますが、数値が悪くなってから再検査を受ける前に、あなた自身が検査結果の数値の読み方を知ることで、肝臓の異常を早期発見でき早い対処ができます。


肝機能の数値で注意するのは次の3つです。

■γ-GTP(ガンマ・ジーティーピー)
■GOT「AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)」
■GPT「ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)」

順番に1つづつ説明していきます。

■■γ-GTP(ガンマ・ジーティーピー)■■

解毒作用に関係している酵素でアルコールに反応し肝臓、腎臓、すい臓、脾臓、小腸などに含まれています。


肝臓や胆管の細胞が壊れた時に血液中に流れ出します。
アルコール性肝障害や、胆石で胆道が塞がれたときに数値が上がります。

γ-GTP数値が増えた時には、肝臓の細胞が壊されている心配があります。


・γ-GTPの正常値
γ-GTP(正常値)男性…50IU/L単位以下
γ-GTP(正常値)女性…32IU/L単位以下

100を目安に、100以下であれば肝臓に負担はかかっていますが、禁酒など、アルコールを控えることで正常値に戻ります。

100以上だと脂肪肝が進行していると考えられます。


■■GOT「AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)」■■

アミノ酸を作り出す酵素で、肝臓以外にも、心臓の筋肉や手足の筋肉、赤血球などにも含まれています。


肝臓の細胞が障害を受けると酵素が血液中に流れだし数値が上がります。


・GOT(AST)の正常値
GOT(AST)…40IU/L単位以下

GOT(AST)も100が目安で、100以下の場合は慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝などが心配され、100以上だとウイルス性肝炎が考えられます。


■■GPT「ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)」■■

肝臓に存在する酵素で、アミノ酸を作り出します。

GOTと同じで肝臓が障害を受けると酵素が流れだし数値が上がります。

数値が高いと肝臓病(肝臓の病気)が心配されます。

・GPT(ALT)の正常値
GPT(ALT)…40IU/L単位以下

☆GOT(AST)の数値が高いけれど、GPT(ALT)の数値が低い場合には、心筋梗塞や筋肉の組織が壊れたと考えられます。

☆逆にGPT(ALT)の数値がGOT(AST)の数値よりも高い場合には、肝硬変、肝臓がん、アルコール性肝炎、心筋梗塞などの疑いがあります。


★「ためしてガッテン」より(NHK)
NHK放送の「ためしてガッテン」では、最近GPT(ALT)の正常値が40から30に変わったと放送しています。

数値が31以上だと肝臓に以上がある可能性があります。






>>糖尿病、高血圧が心配な方はこちら


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